気候
台湾は熱帯と亜熱帯に属しています。気候は夏が長く、冬が短いので日本のようにはっきりした春夏秋冬はありません。
気候は南北に長い地形の影響で、冬は特に南北でかなり温度の差が生じます。北部では12月から3月までの4ヵ月間は、季節風の影響で比較的に雨が多くとくに1月末から3月中旬にかけて、北方の寒波の影響でかなり気温が下がることがあります。5月中旬から6月中旬は梅雨の季節。中南部では5月から10月までの6ヵ月間の夏季は、だいたい毎日スコールがあり、昼間の暑さが和らぎます。7、8、9月は日本と同じ台風シーズンです。
南国といえども冬はやはり多少冷えますが、平地ではめったに霜が降ることはなく、3,000以上の山岳地帯には、ときおり積雪を見ることがあります。
旅装
●1〜3月には冷える日もあり、雨も多いので、一応コート・セータ類を準備された方が良いでしょう。ホテルを除いて暖房設備のないところがあります。冬季の阿里山、日月潭や東西横貫公路越えなど高原地帯への旅行には、冬季用のコートが必要です。
●6月から10月はかなり暑い時期ですので夏服で過ごせます。台湾では冷房が普及しています。ホテルなどでは上着が必要となります。男性の場合、一流ホテルではエチケットとしても必要ですのでご準備することをお薦めします。
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